南部鉄器・鉄瓶・南部鉄鍋のスゴイ効果とは?
南部鉄器は、高級な鉄器だと思われがちですが、南部鉄鍋や南部鉄瓶など実は庶民に愛される価格と製品で違いが分かる人の間では今でも使われています。
もともと、南部藩主が京都から盛岡に釜師を招き、茶の湯釜をつくらせたのが始まりといわれている南部鉄器ですが、良質な原材料に恵まれたことや、藩が保護育成に努め各地より多くの鋳物師、釜師を召抱えたことで発展を続けました。
そして、今ではその製造品も茶釜から日用品にいたるまで広い用途に応じていて、18世紀になって茶釜を小ぶりにして改良したことで多くの人に親しまれるようになりました。
その南部鉄器は、鉄で作られていますから、南部鉄鍋で煮込み料理を作ると、南部鉄が溶解して鉄分が摂れるようになります。といことは、貧血の改善などに効果が期待できるということですね。
南部鉄の瓶、鍋は長く使える優れもの、とは?
南部鉄の南部鉄瓶、南部鉄鍋は、買った当初慣らしが必要です。それは、内部に湯あかを付着させて、痛んでいくのを防ぐことが出来るからです。慣らしの期間は、だいたい10日から2週間と言われています。ちょっと最初は面倒でも、この慣らしをすると長持ちするようになります。
南部鉄の日々のお手入れは、鉄器が錆びないように気を付けないといけません。一応、南部鉄はさび止め加工をしていますが、日ごろの手入れで錆が防止されます。濡れたまま保管したり、内部に水分をいれたまま保管したりしてはいけません。
万が一錆びてしまったら、慣らしと同じことをします。つまり、毎朝水を入れて、沸かします。そして湯あかが内部にもう一度つくようにします。これを繰り返すと、錆が落ちなくなりますから、湧いたお湯も透明になります。